2025.05.02

【国税庁】国税庁職員の懲戒処分は43人

今回のコラムは「国税庁職員の懲戒処分」についてです。

人事院はこのほど、2024年に懲戒処分を受けた一般職の国家公務員は285人だったと発表しました。

前年から45人増えています。

処分の内訳は重い順に免職20人、停職50人、減給134人、戒告81人です。

処分理由は、窃盗・暴行などの「公務外非行関係」が105人で最多でした。

勤務態度不良や欠勤などの「一般服務関係」が91人、「交通事故・交通法規違反関係」が34人、不適正な業務処理や報告怠慢などの「通常業務処理関係」が21人、「横領等関係」が14人となっています。

このうち国税庁は43人で、省庁別では海上保安庁の65人、法務省の44人に次いで3番目に多い数字でした。

全省庁の在職者数に対する処分の割合は0.09%。

「マンモス官庁」である国税庁は、人数でみれば3番目に多かったものの、処分割合は0.07%で全体の平均を下回っています。

最も多い処分数だった海上保安庁は昨年6月、巡視船艇乗組員の航海日当不正受給が公益通報により発覚。

同庁では過去3年分、合計約9,000人を対象に調査を実施し、処分を下していました。

河鍋 優寛

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福岡県春日市・那珂川市の税理士・公認会計士 河鍋 優寛でした。

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